こと座流星群22日夜にピーク
 安倍首相らの靖国参拝もあり、さほど話題になっていないかもしれませんが。

北半球でまた新たな“天空の花火”が見られる。こと座流星群が日本時間4月22日午後9時ごにピークを迎える。

毎年発生すること座流星群は、ピーク時でも流星の数が1時間に15〜20個と、通常はごく地味な流星群だ。しかし、まれに驚くような光景を見せてくれるため、観測する価値はあるという。

「1時間に100個ほどと短時間に大出現した例が20世紀に数回あり、紀元前687年には雨のように降り注いだという中国の観測記録もある」とアメリカ、イリノイ州シカゴにあるアドラープラネタリウムの天文学者マーク・ハマーグレン(Mark Hammergren)氏は話す。

 このような突発的な大出現は、彗星の軌道上にある特に密集したちりの帯や塊の中を地球が通過するときに発生するとハマーグレン氏は説明する。

こと座流星群は明るく高速で流れる流星で知られる。流星の約15%が引く煙のような尾は、数分後まではっきりと見ることができる。

「目に見える流星群の大半は、(1つの)大きさがBB(弾)くらいの岩石のちりの緩やかな集まりが地球大気に突入して燃え上がることで発生する」とハマーグレン氏は言う。「明るい星と同じくらいまばゆい流星だと、1セント硬貨くらいの大きさの可能性もある」

 流星群は一般に空のあらゆる位置に出現するが、こと座流星群の場合は、ほとんどが名前の由来になったこと座の位置から流れる。

流星群は、こと座で最も明るい恒星ベガのあたりを中心として放射状に降り注ぐように見える。ベガは現在、北半球の夜明け前にほぼ頭上の位置に来る。
ベガは夜の早い時間に北東の地平線上に昇るため、北半球では流星群を一晩中観測することが可能。

 流星群のピークは正式には4月22日午後9時ごろ(日本時間)となるが、4月16〜25日までの期間は夜空に流星群の活動を見ることができる。

 ただし、今年は明るい月の光が観測の障害になる。夜の早い時間だと、最も明るい流星以外は月明かりにかき消されてしまうかもしれないとハマーグレン氏は述べている。「一般に流星群は真夜中を過ぎてからのほうが多く見えるが、今年のこと座流星群は特にその傾向が強く、月が沈んだ後の4月23日夜明け前の時間帯が観測しやすいと考えられる」。

◆流星群の正体

こと座流星群の正体は、周期彗星サッチャーが残していくちりだ。サッチャーの軌道は太陽の平面に対してほぼ垂直に傾斜しているため、重力の影響を受けない安定したちりの帯が残る。
こと座流星群が何世紀にもわたって安定して発生し、ときに大出現するのはこのためではないかと考えられている。


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